アイデアメモ:「影将棋(仮)」

具体的なゲームの様子はほとんど想像できないが……。
対戦型ボードゲームで、二つ以上のコマを同時に、対称方向や同方向に同時に動かせる、あるいは同時に動かさなくてはならないチェス型ゲームができうるんでないかというメモ。
以下は散発的な落書き。
はたして勝負可能なのかは見当もつきません。

  • どのコマを動かす場合でも、同じ種類のコマのどれか一枚を同時に動かさなくてはならない。左のほうの銀を右上に動かしたら、右のほうの銀も動かす。そこで右のほうが動かせない場合は左だけを動かす。たとえば歩は二つ同時に好きなのを突ける(二つ突かなくてはならない)。
  • 王将を動かしたとき、同方向に向かって好きなコマを動かせる(動かそうとしなくてはならない)。歩を動かしての二歩の反則がここに入るか、そうでないかは、検討が要る。穴熊するとこの王将ムーブができないことがよい特徴になるかもしれない。
  • 成ったコマを動かすとき、もうひとつのコマは「逆方向」に動く。たとえば「と金」が四つあるとき、一つを左に動かしたとき、ほかの三つの「と金」のどれか一つを選んで右に動かさなくてはならない。このとき成っていない歩は数えない。またたとえば成桂がひとつしかなくてそれを動かすときには、その成桂一つだけを動かす(動かすべき影がない)。またたとえば馬を動かした場合は、成っていない角は動かさないが、馬が二つあるときは、もうひとつを反対方向に同じだけ動かさなくてはならない。
  • 二つ目の移動で、「板の外や自コマにむかって移動しようとしてできない」と宣言して二つ目の移動を棄権する(動かさない)ことは、可能とする。
  • 二つ動くのは、まず先(本体)を動かし終わってから、もうひとつ(影)を動かす。王将の上を自分の歩が塞いでいたら、王将は上にいけないので、その王将と歩を両方同時に一個上に動かすことはできない。

追記:王将ムーブはどれでも動かせると強すぎそう……金銀と成りコマに限定するか(王将ムーブによる二歩を考えなくて済むようにもなる)。逆方向の動きはとくに意味がなさすぎるから削除するか。