kokarageの選ぶゲーム十本

ファミ通の先週か先々週の、
「各編集者一人一人が選ぶゲーム十本」のような企画で、
バブルボブルヴァンパイアハンターを入れている人がいて「よかった、バブルボブルに誰も触れないほどひどくはない」と思った。この二本は私の中でも五本の指に入る。
☆☆☆☆☆☆
kokarageの十本を挙げなくてはならない気がするので今思いつくところを書く。
☆☆☆☆☆☆
バブルボブル
敵を全滅させることの爽快感がここまで絶頂的に表されているものはコンピュータゲーム史上にない。一画面に全ておさまった「面クリア型アクション*1」だからこそだし、また派手に敵が全滅するアイテムを含む超多数の16x16ドットのアイテムのどれを見たとか出したとか、大量の泡全部がアイテムになるとか、アイテムをとることの快感も比類なきものだ。あとDSのバブルボブルを持っていないので探しているが、それでパズルボブルを見るたびイラッとするいらねーんだよ!
☆☆☆☆☆☆
ヴァンパイアハンター
立川で嫌な苦くて甘くなくて慄然とする思い出があることを思い出すのであまりかたりたくない。しかし強いて言えば私の全てであったゲーム。わざと負けて相手の対戦意欲を削がないようにすることをやったことばかり思い出すのだ。あああああ。ドノヴァンが一番好きだったか。
☆☆☆☆☆☆
NetHack
JNetHack含む。最も偉大なゲーム。コンパイルすることもできないどころかgrepも使えないのにソースコードを読んで攻略した。ゲーム本体と同じくらいソースコードが面白い。
☆☆☆☆☆☆
Angband
絶対にクリア不可能だと思わせる要素が今思うと大量にある。プレイヤーの時間を吸いとられることによりプレイヤーの不可能要素が除去されていく。このモンスターの攻撃がありえるところは確実に回避、とか。無駄にした時間が意味のあるものだと思い込みたがってみると、スポイラーを安易に出すなという論も多少納得いく。シルマリルを読んだことがない民間人の中では最もAngbandに詳しいのが私で、次がNeoだ。
☆☆☆☆☆☆
Alien vs Farmer」
あるいはバトルガレッガ。いわゆるシューターには遠く及べない腕でも攻略情報さえあればある程度いける。avfは最高権力的に攻略情報を持っていたわけでそういう優越感をもてた。
☆☆☆☆☆☆
ガンバード
秒殺史上にのこる秒殺。用語「秒殺」が頻繁に使われたのはこのゲームが3番目くらいなのでは。全キャラ一周クリアさせてくれる難易度が嬉しかった。
☆☆☆☆☆☆
「エイリアンVSプレデター
ファイナルファイト系ベルトアクションの傑作。銃とか空中投げといった派手なアクションにも、なによりドット絵にも、他の類似品(カプコンのその後のものも含む)の追随を許さない。まあ「D&D」も素晴らしいけど。最近ではベヨネッタとかがこれに勝つほど面白くできているともしいわれても多分私は信じないだろう。
☆☆☆☆☆☆
変愚蛮怒
この世にある全てのゲームの中で一番時間を費やした。
☆☆☆☆☆☆
Widget & Gold」
http://www.vector.co.jp/vpack/browse/pickup/pw4/pw004838.html
丁寧に作りこまれていて、例のこの作者さんのゲームによくあるものだが、転がる岩の上を歩くといった鬼のような解法のパズルはしかしクリアできたので私は自慢する。でもファミコンロードランナーはクリアできない。これと共通的システムの「gadget & gold」というキャラクターものがあって、それも非常に面白かった。だがこの作者さんのベストは「ヨートン」だという私もいる。
☆☆☆☆☆☆
「グランドソード」
プレイしていないゲームの中では最高。プレイしていない次候補は「エルルアドベンチャー」。笑える。涙を流して笑った感動は忘れられないやっぱ忘れられます。

*1:この用語は私が最初にネット上に出したという説がある