ユーズ ユア イマジネーション @ Roguelike
https://adventar.org/calendars/9031
これはローグライクアドベントカレンダー2023の25日の記事です。
どうもこんにちはあるいはこんばんは。
X(旧Twitter)に4コマ漫画を投稿しがちなベッキーさんです。
てかKokaです。真面目に怪文書コカラゲを書いていたり、あの例のReadmeに書かれている壁紙機能を書いたことで有名なKokaです。変愚のバリアント「Kokaband」とQuickband日本語版のバリアント「みつばんど」のメンテナでした。今では両者とも入手困難でしょう。私も自分自身で行方を追っているのですが、もうリアルおみくじの「大吉:失せ物:出る^〜」を引くしかない気がします。うむ。どうでもいい。
昨今は色々すごいゲームとか開発環境とかあるみたいだけど、パソコンを買うタイミングを逃しまくりだ! Shit!!
貧乏ではあるが多少は買ってもよさそうな経済的余裕はある! でもなんか「PC新調したらブルスク連発で〜」ってお話あるじゃあないですか。あれです。怖いですね。クリスタがスゲー重いんですけど? とか、マンガ「川柳少女」で少年マガジンで一番愛されたヒロインになってしまった雪白七々子を作り上げた「神・五十嵐正邦」先生のスマホの修理代が180万というホラーもあるじゃあないですか。パソコンどころか軽自動車より高くないか!? 怖いですね。店で「壊れにくいパソコンありますか?」って訊きますよシマイには。
さてローグライクの話だ。
その昔「タイル派」と「文字派」が熾烈な争いを繰り広げており……いや争ってなくても、まあエラく長いこと無意味に好き勝手言ってる状態があったのは確かです。結論として「どうでもいい」となったのでした。あるいは「Take it easy!(テケリーリ!)」となりました。 たぶん。
私自身の現在の意見を言わせてもらえば「視認できるならどっちでもいい」となります。
約15年前(※以下「当時」)は「NetHackとCrawl以外は文字派」でした。理由は、当時は(例として)「変愚でジャッカルがたんなる茶色いモヤモヤにしか見えない」というのが原因でした。
しかし今となっては自分の視力の問題である(あった)ことがついに判明しました。悲しい。悲しい事実なのだろうか。そのへんは別の話ですのでおいときます。
さて、文字派の主な感想には、想像力を使うところがよい、という当時一般的だったものがあります。想像力。特に元祖Angbandのモンスターにおいては「挿絵のない本からの引用」が半数以上を占めています。ついでに「food rationて実際のとこマジ何なの?」の答えとして「てきとうなたべもの(保存食的な)」という逃げ道があります。元祖Rogueでは初期装備がsome foodなどとなっていた気がします。ちな変愚蛮怒にはアーティファクト的にアイテムに名前をつける機能があり(やりかたは取説を読もうね!)
食料『巨大なおにぎり』
食料『にくとめし』
食料『さかな』
食料『パスタ』
食料『スイーツ』
などとして遊べます。楽しいです。好きなものを好きなだけ食べられるのが何よりの幸せだと思わないか、きみ。
それに対してのタイル派のほうは、昔は貧弱な文字列インターフェースを強要されてたゲームだったから仕方ないけど、今現在のモダンなPC環境では絵くらいあって当然なのに想像力がどうとかまだ言ってるのかよ、というものがあります。
さて、私は……前述にも少しありますが「両方ともよい」という、卑怯にもほどがある意見を言わざるを得ません。
上記の文字派、タイル派、両方とも私の感想です。
「というものがあります。」とかいってるけど私の感想がそう「ある」のだから、あります。
まあ要するに、アスキーVSタイルのファイナルファイトはファイナルをとうに通り過ぎた過去のものと言ってよいでしょう。
文字の良いところは実装コストが極めて低いし著作権の問題(本名で登場のガチャピンてなんなの?)をスルーできる! もちろん、なんのシンボルか? アンデッドなのか、四足獣なのかすぐわかる! なんてとこでしょうか。
タイルでモンスターが視認しやすい場合や、また――いちばん重要なのが――絵があることでゲームの入門者がとっつきやすくなるのなら、絵があったほうがいいのは当然です。グレートタイルアーティスト達、板倉さん(id:ita)、タイル版作ったぬるぽ堂さん、Denziさん、変愚の現メンテナの絵師Deskullさん、そして変愚タイルの人RENさん、あとなんかAngbandとかのを昔から描いてる海外の人たちに感謝しながら、魔除けを得たりオーブを盗み出したりサーペントを倒したりするのがよいでしょう。
どっちもよい。それでバンバンザイでしょう。
で、掲題の「ユーズ ユア イマジネーション」てのは?
これはいわゆるASCII派がその昔言い出したことで、過言すれば言霊です。NetHackのやりすぎで「:」がトカゲに思えるし「@」は「@さん」であってなんかもうなんらかの人間にしか見えない境地にいる人達が、トチ狂って言い出したフレーズになります。
これはNetHackについて主に言われていた感があります。例として英語版では「あなたは雑音を聞いた。」(You hear some noises)となっているのが、日本語版では「なにかが戦う音を聞いた.」となっていたりします。いや翻訳の話じゃあなかった。つまり、結局それがどういった音なのかはプレイヤーであるあなた自身のイマジネーションにかかっているのです。「盾と槍がぶつかる音」かもしれないし「ケガを負わされた声『ITEッ』」や「飛びかかろうとするモンスターの威嚇」かも。そういうのはNetHack文学においては挙げればキリがありませんが、まぁ一例として、ペットの犬猫が食べ物をガツガツ食べてるのもイマジネーションを使うべきところ、使ってないならイマジネーションを使わされているところです。キトゥンもハウスキャットもラージキャットもかわいいね! かわいいね! 単なる「f」なのにね! 「large cat」って良いよね。
そんなわけだから「テンシ プラネター」「A」が「みすずちん」というのはまあ正しい遊び方なんです。なんなら変愚ならタイル描きかえ合法だし!
ただしバックアップチート、テメーはダメ of the ダメダメだ。
AIR 杭 出川 すり替え ダレヤネーン
SPIDAHMA大好き。
ASCII派はもちろん、タイル派も使おう、イマジネーション。イマジン。そんなに難しくないから。ジョンもそう言ってるから(ジョン・レノン)。
以上! 来年もよろしく!
☆ ☆ ☆
おまけ。
そして、なぜかお絵かきにハマりだしたベッキーさんはイマジネーションを使う練習にハマりはじめ、とりあえずNetHackの全職業描くかー、と以下のようなものを何年か前に描きました。
A
考古学者(ジョーンズとは言っていない)
B
野蛮人(ツーハンデッドソード)
C
洞窟人(うるせぇアキリスぶつけんぞ)
H(キュア)
K(桂馬トビが得意)
M(破戒僧になるかどうかはプレイヤー次第)
P(混沌のプリーストとは)
Ra(アーチャーを兼ねる)
Ro(実はモンクに次ぐ最弱ではないか)
S(古いバージョンではフォーチュンクッキーを持っていた)
T(カメラ)
V(盾強い)
W(いい本を持っているのでいいね)
Flame Mage
Ice Mage