“萌え”

この用語は寒気がするほど大嫌いだった。昔は。たとえば「ネット初心者のためのネット用語集」のようなページに、「hogehoge萌えの人などをさして言う」というような、“萌え”が既に一般語であるかのような使われ方をしているのを見ては、「汚い臭いクソしてねろ!!」と思っていたのだ。
しかし、今では私自身がもう萌え文化に脳天の毛まで浸かってしまっていて、もうどうでもいい。多分、そこらへんのひとが「これかわいくない?」とか「ヤバくない?」「なにこれカワイイ!」とか言うのと大して変わらない。
積極的に使うことはないけど。ていうか9割方「ネタ」だ。「デスモルド萌え」とか。なんにせよ、使ってしまっている。カタギの人には意味が通じないから、ネット上でしかつかわない。