ほとんど無害

ほとんど無害 (河出文庫)

ほとんど無害 (河出文庫)

“ば”‥‥!?
こんなエンドだなんて……
4巻までの超楽天的なお話が台無し……4巻まで読み終えたときは、ある種の啓示を受けたというほど「この宇宙のなかでわずかな喜びが占める部分を感じて生きていくのもそう難しくはない」とか思ったり、神の最後の言葉とそれを見たマーヴィンに爽やかな感動を受けたのに。もうなんだよこの終わりはしかも作者は6冊目書く前に永眠しちゃったというのだから「5巻の悪評で作者自身が潰されたんじゃないか」って想像させられてかぎりなく暗いし……。
まあ終わり方が納得いかないということ以外は普通に面白かったけど。ボブにかけて。