鳥の糞

鳥の糞はなぜ人間に命中するのだろうかと不思議に思ったことはないだろうか。
あれは鳥が動物や人間を狙って落としているからだ。
鳥の天敵は肉食獣である。あとケンタッキーフライドチキン焼鳥屋である。
鳥たちはそれらを攻撃する防衛本能で糞を地上の敵に直撃させようとしているのだ。
攻撃は明らかに成果を出す。
普通の山猫などの肉食獣は、背中についた糞を自分でうまくふき取ることができず、そのものすごい心労で疲れたり背中が痒くなったりして寿命が短くなってしまうのだ。
人間の場合は、場合によってはその心労は計り知れず、人生が終わるほど終わってしまう人もいる。かもしれない。
カーネルサンダースの場合は、「鳥類のカタキ討ちが果たされた!」と写メられまくり、フライドチキンはやっぱりいらないやと客の気分を変えてしまい、店のオーナーのすさまじい心労はものすごく、計り知れない。
「鳥の糞に命中してしまう、しかも人生で3回も、一生であと7回は食らうのか?」
そういう悩みの人がいるかもしれない。いや、いる。
そういう悩みは、鳥の攻撃性を避けることである程度は回避できる。
具体的には、ケンタッキーフライドチキンや焼き鳥屋に関連しそうな格好をしないことだ。
フライドチキンを食べたそうな格好や焼き鳥屋に入りそうな格好は、しない。具体的に言うのはこれが限界だ。
それで命中率の3割を削ることができる。
だがどんなに格好に気をつけても、それでも鳥は鳥の頭で考えて狙ってくる。完璧に防ぐには常に傘をさすくらいしか対処ができないのが現実だ。