ダガー

2008年〜2012年にかけて整備された「人命を危うくする可能性のある武器および殺傷力保持を正す法律」通称「更正銃刀法」により、日本では殺傷力のあるものにはなんだろうとどんどん規制が及ぶことになった。
一番有名なのはおなじみの包丁だ。
「包丁およびスプーンについての条文」は「『車は凶器』というと1秒以内で『じゃあ包丁は?』と返す無類の包丁好きの声が大きかったため」2008年に整備された。これにより認証サーバ通信用IDタグと指紋刃紋認証付きの鞘(さや)が現在のように全ての包丁やチェーンソーやレストランのフォークに付いた。
「必殺技および超必殺技についての条文」もその後整備されたものに含まれた。
「必殺技」などといったら今ではとても所持できないのが常識だ。
しかしなんと、昇竜拳竜巻旋風脚そして真空波動拳は2009年7月ごろまでは合法だった。
しかし2009年8月に「関東連続昇竜拳殺人事件」が起こったため数多くの必殺技がその危険性を社会的に重要視しなくてはならないという大きな動きが起こった。
そして今日のように「必殺」という言葉が放送禁止用語になったのだ。