田中とか

禍記 (角川ホラー文庫)

ホラー。いい読後感。一本目の「取りかえっ子」と「怖い目」がすごく恐い。「怖い目」の外科的対症療法のところを想像すると、グロさの中に気持ちよさもありそうなのが刺激的だ。

ザリガニマン (徳間デュアル文庫)

イカ星人 (徳間デュアル文庫)

水棲生物とそれ系な物体の生々しさが楽しい。
「かめくん」はこれらと比較すると難解でない親切設計だったのだと思う。浅い眠りで見る印象深くない悪夢をそのまま書いたみたいな薄い印象が強まっている。イカには遠くから見たらワンピースの少女に見えたというようなここでメモっておくべきシーンがあるが、イカ娘に直接結びつくような要素はとくにない。いや無理にあるといえばあるが、イカ娘の出生の謎の妄想の1つと無理やり結びつけてみてもそれほど楽しくはないという程度。

地獄に堕ちた者ディルヴィシュ (創元推理文庫)

キノの旅の元ネタの1つ？　NetHackを連想するシーンも多い。なぜZAngbandに直接このキャラが入っていないのだぜと思うところも。