「チャー」

チャーはんと呼ばれる京都の骸骨。彼は草刈鎌を扱うことに長けており、“草刈マサオ”の異名を持つ(マサオという言葉は草刈用竿斧を指した「真の竿」のことか)。「チャーはんがあらわれ請求する/キノコ狩りの男はキノコを失う/男が倒れると/チャーはんの袋が重みを増す//チャーはんはもう一つの名をもつ/チャーシューという/チャーシューは真ん中でぶらぶらしている/チャーシューは人間の真ん中と円の周端である(モーゲルサインポー「永遠のメカジキ」より)」