異形コレクションという本のシリーズが

近くの中型書店では完全に置いてない店ばかりなので存在が自分の中で都市伝説みたいになっていたが、どうやら実在するらしい。
「トロピカル」に入ってる田中の「オヤジノウミ」がつきぬけるほど気持ち悪くて面白かった。10点満点。変態糞親父って単語ももちろん連想する。食べ物に関してあれが食えなくなるとか今のところ具体的には無いが、今後何かを食べている最中に思い出して思考がリンクされて吐くかもしれないのでそのようには思い出さないことを祈るばかりだ。
田中啓文の短編はたいていダジャレが中核だが、最後にダジャレに辿り着くとどのような連想で物語が組み立てられたか、ダジャレから膨らませていたのだという組み立て(連想)手順がわりとはっきり見えるのも楽しくてたまらない。もちろん気持ちよくなってくるほどのグロさもたまらない。