信仰平面

DungeonCrawlの神殿の祭壇の位置は神々の“居る”位置と大体似た配置になっている。シフはあのへんにいてキクがあのへんだ。ここで神々が“居る”というのはいわゆる「信仰平面」においての占めるエリアの中心の座標という意味だ。
だがこのCrawlの平面はゾットの世界のヒューマノイドの平面に過ぎない。
我々の信仰平面はまた違う。一つの「信仰空間」を別の場所で切断したときの切断面が我々の世界だといえる。もちろん切断面は個々人によって少しづつ別々なので地球人類の信仰心が真に一つになることは絶対に不可能である(しかし民族が同じやクラスが同じなどの原因で切断面がほとんどずれていなければ、平面上での座標を信仰に近づけることは可能だ)。
この説を裏付けるのが今回発見された昆虫の信仰平面だ(この発見には昆虫に刺されることに性的快感を覚える変質者である××××の○○○○という人間が書いた文章が最初の手がかりだった)。その平面には赤アリの神『緒シ死ハプハッ』や、コガネムシの神『正△用見リョケイボウウカイ等シイ』などがあるという。ゴキブリとカマキリは驚くことに非常に近い信仰平面をもち、かれらに信仰されている『鵬アアッツクャウ』はいわゆる最強説が既に一部でもちあがっている。この神々の存在は位置を確定する(ロケイト)ことすら実は可能で、前出の変質者××××の○○○○によると、たとえばマイマイカブリの神『カエウィヤ犬ヤクァォグヮ』は泉から(原点である無信仰の中心点は《泉》と呼ばれる)「163,-90,53」の座標の方向に中心があるという。