はとやま
「総理大臣は外山」
自称内閣総理大臣という肩書きなら自称ミュージシャンのように外山が自称できる可能性があるが、この自称は意外と難しいことがわかってきている。
まず総理大臣になりたい! と思う奴は誰でもそうなのだがなぜなりたいのかはわかっていても、なってどうしたいのかを自分自身で全くわかっていない。
「そんなのなったあとで考えるわよ!」
という名言があるように、まず総理大臣が何なのかが実は理解されていない。
総理大臣は世界を痛みで滅ぼすものだという噂もあるし、
総理大臣をパニッシュするやつが総理大臣候補のとなりに常にいるという噂もある。
多少理解してみるとそういう噂が大体あっていると解る。
なのに、そんなおそろしい総理大臣になりたいという奴がATOをたたないのだから不思議だ。
さて、自称内閣総理大臣は、内閣総理大臣になってどうするのかを常に述べる機会にあり、つまり彼らは自称「内閣総理大臣」が何をやっているのかを自称ミュージシャンが自作の歌を口ずさむかのようにいえなくてはその肩書きには不適格だ。
これが意外と難しいので自称する人がいなくて、せいぜいみな内閣総理大臣志望なのだろう。