ボツアイデア

短編小説か短編よみものゲームのアイデアでなかなかおもしろくなりそうだったものがあったが、やめとくことにしたものがある。
イカ娘のアニメによってイカ娘の知名度が95%を超えてしまった(ネット上のアニメ/ゲーム・ファンの間で)のが原因ともいえる。
そのネタは会話劇で、主人公(少女)が、ある日突然しゃべる言葉のほぼ全てに「ゲソ」か「イカ」をつけるようになってしまうというもの。
登場人物のセリフ文字列に色を指定すべきという点でゲームプログラムで表示するのが向いていた。
主人公はそのゲソゲソいうしゃべり方を絶対にやめられなくなってしまい、真面目にしなくてはいけない場面でもそれを続けたため白眼視されショックで寝込む。
友人の一人がお見舞いにいくとゲッソりした主人公が生気の無い目で自分がどういう狂気におちいった状態なのかをゲソをつけて語り、
友人は「昔、こういうのを止める良い方法が成功したことがあるでゲソ。簡単でゲソ。『それをやるたびに一発殴られる』だけでゲソ。試してみなイカ?」と最終的に提案し、
クライマックスではなぜか河原に行き友人と主人公がゲソゲソのラッシュとイカイカのラッシュで殴りあう(ボタン連打ゲーム)。
殴りあってとどうなるかというと、もちろん、結果として友情が深まるのだ。
その後久しぶりに登校した主人公は友人とゲソゲソ言い続ける。
ゲソしゃべりがネタとしてあまりにメジャーになってしまったので、マイナーなネタとしてやれなくなってしまった。という話。