田中:伝説的ダジャレホラー短編集
- 作者: 田中啓文
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2010/09/25
- メディア: 文庫
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『兎肉』と『糞臭の村』に、特に田中受容体が震撼した。
『牡蠣喰う客』だけは多少ネタバレしても大丈夫だと思うのでそれについて書くが、私はお好み焼きやもんじゃ焼きのときゲロを連想してもわりと平気だし、カレー食ってるとき下痢の話を思い出してもなんともない。そういう嫌がらせを真に成功させるのは田中といえど簡単には成しえないのだった。しかしカレー食ってるときうんこの話をされるとだれかれかまわず殴りかかりたくなる人やスープカレー食ってるとき下痢便のことしか考えられなくなってはいてしまったような人は、この『牡蠣喰う客』を読むときは気をつけたほうがいい。
追記:ちょっとあれだったので謝罪しておきます。
そういう人が、カレーを食っているときに絶対に大便のことを思い出さないように、またパックの豆乳やカフェラテにストローをつっこんでズズズっと吸い込んでいるときにタンツボからストローで溜まったタンをズズズっと吸い込むおじさんのこととかを思い出さないように、私はいのっています。本当にすみませんでした。