椎名誠いわく

SFマガジンで一番面白いのは椎名誠のエッセイだ。他の掲載作品や記事を読んでから、最後に残しておいたそれを読む。
とくに記憶に残っているのが極寒の地域の話。
車に素手で触ってはいけないというおなじみのものから、寒い中たき火にあたっても横方向にはほとんど温まる効果が無いという話まで。
その中で、シベリア(だったかな)の人が
「極寒の屋外でウォッカを飲むと死ぬ」
といっている、てのがあった。
寒さに対抗してアルコールで赤ら顔になりながら温まっているイメージがあるが、そんなことはロシア人は誰もやらない。死ぬから。
らしい。
本当に死ぬかどうか試すのはかなり難しいし試さないほうがよさそうだ。