鈍重状態になる悪夢

よく夢の中で、スポーツのようなものの場面や怪物に追われたりするところで「上手く走れない」とか「空を飛んで逃げたいけど高さ五十センチくらいのところをゆっくり泳いでいる」という悪夢がある。これは夢が記憶に残ったことのある人なら誰でも経験があると思う。
また運動ではなく脳の働きがそうなるバージョンもあり、言語感覚が鈍磨してうまくテストに解答できないとかしゃべれないとかもある。
それで最近、逆のパターンをひいた。リアルではありえないほど精神が鋭くなるタイプの夢。
夢の中で何かのストーリーを考えていて、霊感としかいえないほどの素晴らしい物語が、キャラクターのセリフも完璧な台本が、完成されていたのだ。夢の中で。
でも起きて10分経ったら忘れた。