SFマガジン

9月号の『恒星間メテオロイド』について。
核パルスレーダーという、核融合爆発をおこしてそのエネルギーを信号元にするアイテムが出てきて使われるんだが、これを操作するシステムの最後までの操作を「いつでも人間が手動停止できる」。
これは間違いなく『スナッチャー窃』へのオマージュだろう。
窃の「核を解除!」*1には、「なんで飛行中の大陸間弾道ミサイルにそんなお得な機能が付いてるんだよw」とつっこまれていたが、そのような機能はついていて当然だったのだ。それを作った製作者のこだわりのようなもの、もしくは、防衛システムのロボットが進化する中で人間に害をなさないことに常に気を配る最中そうなった、などなどと、一笑に終わらせず深読みすべき点だったのだ。

*1:くわしくは単行本を買って読んでくださいね(つ∀`)。