ローグギャラクシー

これは口ーグギャラクシーのプレイ日記です。もちろん誰が読んでも読まなくてもネタバレで困るなんてことはないはずです。http://d.hatena.ne.jp/kokarage/20051209#p3 のつづき。
大吉。
ついにラスボスのいるという「黒く黄色いように赤い終わりの海」にたどり着いた。ラスボスの名前は「ピルエ・コジフィギト・フルドセウアク」、通称「混沌のピルエ」だそうだ。ラスボスだと思われてたフジカリュヌムは単にピルエにあやつられて宇宙の終わりまでの全てを再構成するためのエンカヴィティディリジウムの結晶をオインクでバライスするための手先に過ぎなかった。まあありがちな感じだ。
装備品は、主人公の銃が結構悩んだけど結局ダメージ効率よりスタティックカオスの耐性を重視してオータム・ブレイド・フィシュ・カーテリッジ・アンドア・ヴィセラ・カーボハイドレート・ミキサーを選択した。まあ確かにキサンチン・リストラクトロン・デスタビライズド・ゼノン・エミッターの方が命中ダイスが2個多いし普通に強いとも思えるけどあれは因果カナリアニスの耐性が抜けてるし、じゃあスピア・ナ・スクィードとかデザートウォスィー・ツトカューナや定番のナマチヤキューニムコール・ヨーはというと、初期装備の銃は重要にならないと思ってタイクォーの魚釣りに売っちゃったからもう選択肢にはならなかった。
ピルエはAGIがあまり高くないので主人公とヒロイン(3人目。1人目はぜータガンガルに踏まれて死に、2人目は主人公をかばって心臓が爆発して死ぬ)とマットレス(スコーンシェラス星系でマットレスを殺さずにおき、あとで遭遇したときダスキンの死体を投げてやると仲間になる。アビリティ「エンガルフ」が強い)の3人ともかなりの確率で先制攻撃できそう。が、とりあえずガンガン行こうと、念には念を入れて、ヒロインにヘイストバックティースのメカニガムを使わせて、ファンブル以外では完全に先制攻撃ができるようにする。主人公とマットレスはチャントとプレイヤーのメカニガム。ピルエの最初の行動はEMPブラストで、これをくらったマットレスの持っていたメカニガムが全部壊されてしまう。だがたいした問題ではなかった。ヒロインが強化や応援やガッを使いまくり、主人公とマットレスで、温存していたフェイトをガンガンつぎ込んでダメージを与える。3ターンでピルエが第2形態になり、3つの龍と触手がその顔面あたりに現れる。そしてまたEMPブラストがヒロインに命中し、ヒロインのメカニガムやデヴァイスがことごとく壊される。しかたなくヒロインもギターミニガンMkIIで攻撃に参加する。第2形態ではピルエが自爆し、これで終わりか、と一瞬思ったが、次の最終形態に移行しただけだった。最終形態は四角くてスティンキングクラウドとチョヤッを使ってきながらこちらにズンズンと迫ってくる時計の文字盤の付いた「黒い死神」という感じ。とにかく「黒い死神」としか形容できない。その四角いピルエが迫ってきて、前衛のマットレスがまず潰されて死んだ。そこで主人公が次のターンで潰されるというところで主人公の残りフェイトを全部つぎこんで、ダメージダイスは103d6+242。当然クリティカルする。がピルエはさらに迫ってきてああ駄目ジャンと思ったそのとき、ピルエは崩壊した。ギリギリで勝利。この最後の戦いは42分もかかった。
そして感動のエンディング。
カイン将軍が実は生きていたってのはどうかと思った。真のエビが真のエビだった所為で死んだ(と思われていた)んだからカニみてーに生き返っちゃ駄目だろと。マットレスが死んでいたのが多分いくらかエンディングに影響していたっぽく、次はマットレス生存エンドを見たい。コボルト王ムガッツュの結婚式のシーンがあったけどあれは世界観からいうと無理というか矛盾が強く感じられてしまった。コボルトはもっと俗かつサイバネ的で、信仰や精霊といったのとは離れてて、あんな祭壇みたいなのは違うだろうと。まあ制作者が極端に大勢になるとどこかねじれが出てしまうのだろうけど。
だが、全宇宙の終わりが終わってまた再び続いていくというラストは良かった。終わりの海は新たなる始まりの母でそれは全宇宙が永遠に続いていくということなのだ。