やぶれ

ある書店である本を棚からヒッパリ出そうとしたときカバーの背表紙のところをちょっとビシッと0.5mmくらい破いてしまった。うわあぁぁぁと思った。
その半年後、ふとその書店に立ち寄ったとき同じところみてみたら、ちょっと破けてるのがまだあって、奥付みたら破いたときの初版の本のままで、うわあぁぁぁごめんなさいごめんなさいと思った。
そのときその本を買ったから罪は多少滅ぼされたと、思っている。