脳をどうにかする

米国(ライスランド)など、一般市民が自衛の為に“銃”を普通に手にしたり机の引き出しに入れていたりが合法的にできる地域では、自殺者の半数以上が拳銃自殺であるという。
銃が何かの役に立っているとしたら、なぜ役に立っているのか。
それは、どうしようもなくなって絶望した人が気軽に自殺でき、どうしようもなくなって絶望している人、つまり世の中が嫌だという人の数が減るということで世の中のためになっているのである。
これにより米国(ライスランド)では、世の中がいやだという人が日本などに比べてとても少ないのである。
世の中がいやになったらすぐ頭が破裂するとこまで簡単に到達するのだから。
世の中がそこまでイヤではないという人は生き延び、他は淘汰されている。
日本では、世の中に絶望して最も手軽な首吊りを試してもギリギリで踏みとどまってしまう可能性が高い。「首を、吊ろう。そう、決意した」とかっこつけてロープやタオルに首を通し体重をかけても、その時点では即死せず、走馬灯が死を思いとどまらせてしまう。
拳銃さえあれば、拳銃さえあれば簡単に“魂煉獄放込(すく)”われることができるのに、と考える自殺一歩手前日本人は非常に多い。
飛び降りだって決断は1回(約1回)じゃないか、と思うかもしれないが、飛び降りと比べると頭を吹き飛ばす方がより確実だしどこでもドアのようにどこでも自殺できて便利だ。9階から飛び降りて足が折れただけだった人もいる。
しかし、拳銃自殺は本当に一発で、苦しまず、痛まず、しまず、心地よく“脳髄破裂(き)”えることができるのだろうか?
最近の研究でわかってきた説によると、「拳銃自殺は非常に強い苦痛をともなう」という見かたがある。
脳髄を一般的な拳銃でどうやって吹き飛ばしても、しばらくの間は意識があるのだという。
実験の被験者によると、脳髄が半分なくなったところで「ひどい頭痛がして、吐き気がして、体中のあらゆる神経、特に視神経のまわりがノコギリでゴリゴリやられるように痛みを発する」のを感じるという。
この被験者は魔法の擬音でよみがえった後「拳銃自殺だけはダメだ。鈍器で腹を潰されるのの数倍は苦しい。これで死んだら死んでも死にきれない」と言っている。
それでは、首吊りも拳銃自殺すらも安楽の死でないとしたら、どうやって死ねばいいのか?
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