アイス

「アイスクリーム・ヘッドエイク」と呼ばれるアイスを食べたときの頭痛は、人によってはショック死するほどの痛みになることがある。
アイスでショック死するほどの痛みを受けたけどなんとか生き延びた、という人は日本に2000人ほどおり、彼らは「アイス」と聞いただけで痛みの記憶がぶりかえすという。
ちなみにこのアイス頭痛による死者は増加の傾向にあり、2007年の夏には死者2名、行方不明者45名が出ている。
ある少年は“アイスおごれや”といわれて無理やりアイスを買わされたあげくの頭痛で意識を失って倒れた。病院で目を覚まし「アイスだけはゆるさない」とつぶやいたその少年はその後彼自身の仇敵たる“アイス”を打ち消す“炎”を発生させる特殊能力を得ている。
これに目をつけたとあるテロリスト集団が「炎の能力者が味方についたら強力な戦力として大いに役立つだろう」と考えた。彼らは、見かけた子どもたちに片っ端からアイスをおごりまくって、能力者を探しているという。
もしアイスをおごってくれる親切な大人に話しかけられても「テロリストかもしれない」と疑うように、子ども達には指導しなくてはならない。