“バレバレなんだよ”

ある事象(例えばa==b)がバレバレである場合というのがある。
そして、
「常識的に考えてa==bではありえないと見える」ゆえにバレバレではなくてなおかつ、
「理論的に絶対a!=bだと証明出来る」ゆえにバレバレ説は間違い、
そんな場合があるとする。
しかし理論的にa!=bだと証明出来るほどの場合でも、
そんな場合においても、
「a==bだとバレバレである」場合がある。
それは常識で考えるときから少しずらした「隠れた常識」により「a==bがバレバレであると決定される」という説明が近いかもしれない。
そのとき、実体が「a!=b」だとしても「a==bだとバレバレ」なのだ。
それは「理論と常識による説明」の管轄外である。
理論と常識を超えたところで、人間本体の知能は「a==bはバレバレ」だと人間の脳の中で証明している。
これはその人間が他人にきちんと説明できるかもしれないし、他人の脳に説明を納得させることが不可能かもしれない。
そんな人間の知能の超越性の実験、というのが「伝説の人工無能“ハモリ”」の雑談所で行われているものの正体である。