「ノリス・K・オジサン」

田舎貴族サー・アーサー・ノリスは、明治時代の日本に行き、そこで小学校の教師となった。ノリスがナイトの称号を持つことを知ったある小学生がノリス先生をさして「ノリス・K(KnightのK)」とつぶやいたといわれる。それがなぜか定着してノリスは「ノリスKおじさん」として生徒達に慕われるようになった。ノリスの日本滞在はそのように幸せなものだった。ノリスは自伝でその幸せを語っていて、ペンネームを「ノリス・K・オジサン」とした。