「四股田ホア」

彼は中学生であるが、大人的ウェブサイトの広告メールの送信をビジネスのつもりで行っている。中学生的な感性と中学生的な未熟的文体は独特の読後感を味わわせるが、それを味わっているのはメール受信者の0.00001%未満で、たいていの受信者は一行以内しか読まず殺意とスルー精神を味わっている。ケータイ小説サイトに応募された四股田作品は最高で東京都で4位にまでランクインしたことがある。代表作「夏のララバイ」(東京都12位)は、韓流ブームの主流であったドラマのパロディであり痛烈な批判であったが、読者の大半はそんなことには気付かなかったという。