寛容さ

かなり前の話だが、
ウェイターが手を滑らせて飲み物ぶちまけたうえ容器が粉々になり、
液体で服がぬれて破片がブッ刺さったときはどうしたらいいかわからなかった。
クリーニング代もらえますか? ……いや……。
とかなんとか完全に被害者なのにあわてふためいていると
「請求書をよこしてくれればはらいます」などと対応されたので
めんどいからいいですとうやむやにしてしまった。
そんなときに本当にやるべきだったのは、
寛容さを発揮することだった、と後悔している。
人間誰しも間違いはありますよ、気にしないで下さい。というやつ。
つまりそんな風に死神呼ばわりされても、
朝日新聞誰しも間違いはありますよ、気にしないで下さい。
と寛容な心で対応すればよかったのに、と思う。