「魔城のコア」

「魔城『ガッデム』」が倒れたり壊れたり倒れて壊れたりしないように防ぐ役割を担うデーモン。デーモン「ガッデム」はもともとアントニオという建築デザイナーだった。アントニオはこの世ならざる恐ろしい建築物を建てたことにより、国中の富豪達から、パトロンになりたいという申し出を受けた。アントニオはそれらの申し出を断ったり断らなかったりした。断られた富豪のうちの一人は逆恨みに走った。彼はアントニオを中傷するビラを撒いたりアントニオの建築物に赤いスプレーでラクガキしたりした。アントニオは困ったが、とりあえず通報しといてあとはスルー精神で過ごした。しかりある日、その嫌がらせ者は最後の嫌がらせとして、アントニオの家の前で悪魔召喚の儀式をやりはじめた。嫌がらせ者は門に魔法陣を描き、門の前で手首と鶏の首を切った。アントニオは怒り心頭に発し、拳銃を持って門に走って出て行き、嫌がらせ者に10歩のところから銃を突きつけた。嫌がらせ者は呪いを吐き、アントニオに包丁を投げつけた。包丁はアントニオを外れた。アントニオは叫んだ「ガッデム!」そして同時に銃で嫌がらせ者の心臓を打ち抜(中略)そしてその異世界で「ガッデム」という名のデーモンとなったアントニオは建築家として悪魔的な最高傑作「魔城『ガッデム』」を作り上げ、それを維持する者になった。