「スナッチャー・ポルタ」

大怪盗ポルタはスナ率100%だがやり方が少々手荒いことで有名だ。かれの相棒はロージーという最強のグーグル使いで、どんな情報もYagoohoogleすらも使って素早く検索して発見する日本文化好きだ。ポルタは「スマートにいこうぜ」という決め台詞に反して、スマートには程遠い雑な行動ばかりだ。いつでも成功するのだからそれでいいと思っているのかもしれない。ポルタという名はポルターガイストのように幽霊的な“消え去り(ディスアピア)”の技で盗みを働くところから彼自身が名乗ったのがもとになっていて、やがては自分の存在そのものをも消え去らせた。ポルタはもはや存在しないがポルタの名前だけは生き続けている。何か世界の一部だと思われたものが消え去ったとき「ツギポルタカヤ(のしわざ)」と言うのはポルタのスマートな消失からきている(現在ではツギポルタカヤザンとも言うらしい)。