週刊少年チャンピオン 2008年35号

今年のベスト打ち切り漫画がほぼ確定した。
もちろん今号最終回の『LOOK UP!』だ。
打ち切りだからこそ面白い、の法則どおり。
トビラ絵とサブタイトルで涙が出た。
ものすごく下らないギャグをこのクライマックスでも入れてくるサービス精神。
そして主人公と仲間たちの活躍ぶりはまさに王道どおりの「応援したくなってくる」モノ。
スポーツマンガの良さがよくわかった。
フルセット!』もスバラシかったが、
このつきぬけたサッカー漫画も充分すぎるほど良かった。
第1話と2話ではボロクソに言ってた気がするが……。
☆☆☆☆☆☆
新連載『釣り屋ナガレイカ釣りだと‥‥!?
侵略!イカ娘イカディウスでコナミコマンドをいれるとこのようになるのですね。
『PUNISHER』こうしてラブラブなふたりの旅が続く。という回。ミルキィが視た(視せられた)のは「アルトのやさしさ」でこのような反応になったが、数話前のアルトのほうではあんなヒドイものだった。「支えあいなさい」というだからどうしたみたいなメッセージだが、アルトが見たほうの詳細をアルトはミルキィに話したのか? 心が実はひとつになっていないのではないか。ひたすら二人のようすをみているまわり登場人物たちが何をしたいのかわからないのがいまさら気になり始めた。以前の回では、本誌を読んでから単行本を読むと「ああそういえば前にこんな描写があったね」と、単行本でさかのぼって読むと何かに気付く仕組みになってる感じがあったが今回の八戦聖たちの言動もそうなるのか。